この記事では、お笑い芸人のヒロシさんについてご紹介しています。
当時ブレイクしたホストキャラ「ヒロシ」で活躍をする前は、実際にホストを経験されていたのはご存知ですか?
今回は、売れない芸人時代にヒロシさんがホスト経験で味わった苦悩についてご紹介していきます。
ヒロシのホスト時代の苦悩
それでは初めに、ヒロシさんが売れない芸人時代に経験をしたホスト時代の苦悩をご紹介していきます。
芸名:ヒロシ
本名:齊藤 健一(さいとう けんいち)
生年月日:1972年1月23日(51歳)
身長:172cm
出身地:熊本県荒尾市
出身高校:熊本県立荒尾高等学校
出身大学:九州産業大学商学部商学科
出身NSC:福岡吉本
同期芸人:バカリズム、おぎやはぎ、ガレッジセールほか
ヒロシさんは、大学卒業後は保険会社の営業マンとして一度就職されます。
しかし、人見知りということもあり仕事に行こうとすると体調面にも影響が出てきてしまい、
「どうなってもいいから、芸人をやるしかない」と思って、福岡の吉本興業が開催していたオーディションを受けられたそうです。
その後上京をし、芸人をしながら歌舞伎町でホスト、コンビニのアルバイトを掛け持ちしながら過ごします。
中でも、ホストの仕事は完全歩合制で指名を取らないと1円ももらえなかったそうで、しんどかったとおっしゃっています。
また、面接でお酒が飲めないと伝えていたにも関わらず、採用されると毎晩大量にお酒を飲まされ、飲まないと怒鳴られたり、高熱が出て仕事を休んでも罰金3万円を払わされるといった辛い日々が続いたそうです。
当時は指名がほとんどなかった為、給料は約月3万円という苦しい金額で、週1回のコンビニでのアルバイトの方がホストより給与がよかったと語られています。
そんな生活が続き、ホストクラブを辞めようとすると「代わりのホストを探せ」と脅されたり、逃げようとすると1日6万円で借用書を書かされ取り立てに来られたりしたそうです。
このホスト時代は「生き地獄」だったともおっしゃっていて、ホストで働く大変さを痛感したそうです。
しかしそんな辛い思いをした甲斐があってか、当時芸人としてブレイクしたホストキャラの「ヒロシ」が出来上がったそうですよ。
次に、ヒロシさんがホストになった理由についてご紹介していきます。
ヒロシがホストになろうと思った理由
続いて、ヒロシさんが芸人と並行してホストになろうと思った理由についてご紹介していきます。
ヒロシさんはお酒があまり得意ではなく、人と話すことや軽いノリもすごく苦手でコールなんて言いたくなかったそうです。
しかし、ホストの仕事は儲かりそうなのと、女性にモテると思ってホストの仕事に飛び込んだのだそうです。
ちなみに源氏名は「冴神 剣(さえがみ けん)」で、謳い文句は「あなたの心を一刺し」だったようです。
しかしホストの仕事が辛すぎて、いったん熊本の実家に帰られます。
芸人としても売れるかまだわからない時だったの思いますので心中お辛かったと思います。
しかし、この辛いホストの経験が「芸人」として売れないといけないと奮い立たせてくれたようで、実家にいる間の2ヶ月間ずっとネタを考えていたそうです。
そこで大ブレークを果たした、「ヒロシです」のネタを思いついたのだそうですよ!
また、ヒロシさんは本名と違う芸名「ヒロシ」で活動されていますがなぜ「ヒロシ」にしたのか気になりますよね。
リサーチしてみますと、あるテレビ番組の雑誌の表紙に元TBSアナウンサーの生島ヒロシさんの名前が書いてあったそうで、「ヒロシ」という名前が覚えやすくていいなと思って「ヒロシ」を芸名に決めたのだそうです。
のちに生島ヒロシさんとも対談されていますよ。
次に、ヒロシさんがホスト時代にホームレスだったことがあるそうなので詳しくご紹介していきます。
ヒロシはホスト時代ホームレスだった
続いて、ヒロシさんのホームレス時代についてご紹介していきます。
芸人の傍、ホストやバイトをしてなんとか生計を立てていたようですが、お金も底をつき始め、アパートに住めなくなってしまったそうです。
新しい所を借りる余裕もなかったそうで、ホームレスの時期を過ごされます。
ホストの客引きの間に、道行く女性に「今夜泊めてほしい」と頼み、時々泊めてくれる人もいたそうですがやはり何日もお金を払わずに居座ると追い出されてしまったそうです。
そんなお辛い経験をされたヒロシさんですが芸人としてブレイクした際は、最高月収4000万を達成するなど芸人としての成功を収めます。
当時は高級マンションに住みたかったそうで、月40〜50万くらいの物件に引っ越されたそうです。
地獄のような上京から見事這い上がったヒロシさんはかっこいいですね!
また、現在はキャンプ芸人としても活躍され、会社を立ち上げたり本の出版もされたりとブレイク後もご自分のペースで当時の上をいく収入も得られているようです。
これからのヒロシさんのご活躍も見られるのを楽しみにしたいと思います。